あなたがくれたクローバー





痛い……

苦しい!



誰か助けて…

誰か!!!!!



「おい!草原!!!」


ハッ―――!!!



「大丈夫か…?」



目の前には、城塚甲斐がいた。



周りを見回した。

誰もいない。



ギャハハハ

「まぢうける〜」


「そろそろ帰りましょうかね〜?爺さん」


「日も暮れてきたしの〜帰りましょう〜婆さん」


「ほら〜!帰るわよ!」


「やだ〜まだ遊ぶ〜!」



何もない……


4人くらいで笑ってるギャル。


散歩してる老人。


駄々をこねる子供。




……………。



……さっきのは…………


幻………?