「多分…あたしは、拓矢の事が、好きなんだと思う」 恥ずかしさのあまり最後の方が小さくなってしまった。だって、あたしから告白するのなんか初めてなんだもん。 あたし今、絶対顔赤くなってる。耐え切れなくて、俯いてしまった。 「〜っ。なんか言ってよっ」 恥ずかしいじゃん!黙ってないでなんか言ってよ… ゆっくり顔を上げると、立っていると思ってた拓矢は座り込んでいた。 さっきのあたしみたいに顔を隠すように俯いて。