でもっ!それとこれとは別。協力なんかしてもらったら何されるかっ。邪魔なんかされたくない。
「イイ。協力してくれなくて」
「何で?」
「何でもっ!とにかく誰にも言わないで。余計な事しないで!関係ないんだから」
言い終わるとピクッと眉をあげた。そして、さっきまでのお気楽な目が真剣なものに変わった。
「なにが関係ないって?
大ありなんだよ」
そう言うとあたしの顔に思いっきり顔を近づけた。
鼻と鼻とが触れ合うくらいの距離になっていた。
夕日で光る少し茶色の拓矢の髪がすごくキレイ。至近距離で見る拓矢の顔がなんか、かっこよくて少しドキドキする。拓矢なんか小中高で毎日見てんのに。

