…あ、わかったぞ。 彼に言って取ってもらえばいいんだ。 やっぱりあたしって天才♪ そう思い、彼を呼んだ。 「ねーねーあたしのカバン取っ…」 …待てよ。 あのカバンの中には、彼を想って書いた詩がちょくちょく書き込まれているスケジュール帳が入っている。 さらには1年前、彼とネズミーランドへ行ったときの写真も大量だ。 …彼、引くかも。