続くはミッション2、玄関までいかにバレずに行くかということ。


「何食べる?バイキング行っちゃう?」

あたしはとりあえず、座りながら手を伸ばしてコートを取り、彼の頭を食べることに気を持っていった。


「バイキングいーじゃん。さとみの初手料理食べられなかったのは残念だけど、しゃーねえか」


ウンウン。

バイキングにしちゃおうしちゃおう


「じゃ、さとみ、もう行く?」

「そうだね」


正直、このときも神経は足先にしかなかった。

正直靴を履けるのなら、どこ行ったっていい。

バイキングでもハイキングでも大歓迎よ。