何よ、あの2人。 2対1なんておかしい!!! 私は学校までの道を 猛ダッシュしていた。 遅刻ギリギリの時間のため 通学路には人はいない。 「やばいよー。 間に合うかなー。」 カキーン… 微かにバッティングの 音が聞こえた。 私はこの音を聞くと ホッとする。