放課後。

「あっ!今日図書室寄ってくから、
さき帰ってて??」

「うん、分かった。じゃあね!」

美奈子に手を振って図書室に向かった。
用は特にない。ただ行きたかっただけ。
窓から外を見ると快晴だった。

「すごい。天気予報当たってた!」

これからは天気予報を信じようと思った。