番外編

高校卒業後、萌黄は親の薦めによって退魔師となった。

退魔師とは、日々の厄介事の解決、妖魔との接触と交渉などの仕事が用意されていた。

蛍にとっては何かをしたいという気持ちはなく、進学も就職も考えてなかった。

しかし、萌黄の強引な行動によって蛍は退魔師になる。

退魔師には、武器の所持を認められており、萌黄は今まで鍛錬を積んできた刀を選ぶ。

陣内家では剣の道よりも拳の道に秀でていたため、蛍は自分の拳を使う事を選ぶ。

途中、十六の時から吸っていたタバコを改造すれば手間が省けるという事で、タバコを爆弾として扱う事にした。