番外編

「はあ、まったく」

そうこうしている内に、外の風景が変わっていた。

さっきまで紅葉の季節だったはずなのだが、枯れ落ちている。

肌寒さも感じている。

俺はカレンダーを見てみる。

教室に着てから見たときは十月だったはずなのだが、今は二月だ。

どうやら、ここの世界では時間間隔がおかしくなるらしい。

「そういえば、二月だな」

「そうアルな」

「二月といえば、アレだよな」

「そうアルな」

教室の椅子に座りながら、ロベリアを膝の上に乗せて乳繰り合っている。

そっちに集中しているのか、返事が適当のようだ。

「吟、俺に渡す物とかっていうのは期待していいのか?」

「甘い汁が欲しいアルか?」

甘い物なら分かるのだが、甘い汁というのはどういうことだろうか。

いや、吟の事だから予想はつく。

「まさかとは思うけど、下から出る物ではないよ?」

「ちっちっち、お前の年齢から考えれば、ミルク味が欲しいアル」

下ネタに近いネタを披露されただけであった。

「吟よ、俺はお前のが非常に欲しいんだ。いや、お前のじゃないと満足できないんだ」

「んー、しょうがない奴アルな。こうも」

「菊に咲く物なら結構だっつうの!っていうか、さっきよりも酷くなってるよ!」

ゲテモノ以上の一品を繰り出そうとしていたのか。

チョコに見せかけた偽物はいらないのだがな。