番外編

女は目覚める。

眼前には火を見つめる男。

女は自分が死を覚悟したものだと思っていた。

しかし、生きている。

治療も施されているが、女には理解が出来なかった。

見ず知らずの者を助ける事に。

追手に負われているのにも関わらず手を出した事に。

男は理由はないと言った。

そして、理由を聞こうとはしなかった。