番外編

突如現れた、闇の球が膨れ上がる。

「それがお前の能力か」

蛍は驚く様子もなく、タバコに火をつける。

「あなたが協力者だとしても、私はあなたを拒むでしょう」

「俺はお前のためにお手伝いしたいと思ってるんだ。乳の件もあるしな」

女の髪が静電気に触れるように浮き上がり、闇が動き出す。

回避すると、後ろにあった木を飲み込んだ。

「ダイソンもびっくりだな」

蛍の中には、乳の事しかなかった。

回避しながらも、女の後方にある木にタバコを投げつける。