番外編

全身の血が沸騰しているかのような感覚。

鍛えられた蛍でこそ耐えられているが、長くは持たない。

蛍の眼差しに諦めはない。

「まだ、可愛い子に会ってないんで、な」

震える手でタバコに火をつけて、傍にある木に投げつける。

爆破によって木の根元が折れた。

すると、一体に覆いかぶさるように落ちてくる。

陣形が崩れた事により、一瞬、三体の攻撃が止まる。