番外編

「るんるんるーんっと」

タバコを吸いながら、上機嫌で裏道を歩く。

「俺の美女ちゃんはどこかなあ」

裏道は薄暗く、美女がいそうな気配はない。

しかし、曲がり角を曲がると、そこには裸体に近い女性がいた。

歳は二十歳くらいで、長い髪に片目が隠れている。

「お、やっぱりいたか」

「あの、ここはどこですか?」

美女は、何故自分がここにいるのか解っていない様子で、蛍に尋ねた。

「俺が来たからには大丈夫、君の質問なんて星の彼方だ」

女性のアゴを持ち上げながら、瞳をキラつかせた。