番外編

「すまん。仕事が出来た」

険しい顔を作り、蛍は足を止めた。

「何を言ってますの?」

「お前等じゃ感じられないだろうが、俺には解る。こいつはとんでもない妖魔だ」

「へえ」

半眼になりながら、萌黄は蛍の顔を見る。

「ならば、私もGO WHITH(同行)!」

「お前は萌黄と本部に行くっていう仕事があるだろうが。ここは俺に任せろ」

「何というか、病気、ですわね」

萌黄は頭をもたげながら、ため息をついた。