…―――――――― やっと放課後だあ。 今日1日、女の子達に冷たい目で見られるし、もう、最悪な1日だった。 あたしは平和に生活がしたいのに! あっ。 「愛美さん!」 やっぱり…。 王子様スマイルで疲れないのかな? 「愛美さん、帰「祐希くん!」 祐希の言葉を遮ったのは、女の子二人の声。 「どうしたの?」 「嘘だよね? 三浦さんと付き合ってるなんて。」 は?まあ… 嘘って言え! 嘘って! が、あたしの願いもむなしく…。 「ううん。 付き合ってるよ。」