「…で、ここがあんたの部屋ね。
家具とかはもう置いてあるから。
じゃ。」


とりあえず、テキトーに説明をし、部屋に行こうとした。




が、

―パシッ―


桜坂祐希に手首をつかまれた。



「…なに?
わかんないことあったらお母さんに聞いて。」


「違う。」


「は?…ン…ンンッ…」

ちょっ、なに?


ってあたし…




キスされてる!?