と、思い、携帯を持ちながら自分の部屋に行こうとすると…


「あっ、愛美。
祐希くんの部屋案内してあげてね。」


「えぇー。」


めんどくさいことを任せられた。

さっきあいつの部屋を教えられたのは、それのためだったのか。





ま、それぐらいいっか。
別に部屋教えるだけだし。


「あ、じゃあ教えるから来て。」


「うん。」


やっぱいつでも王子様スマイルかぁ。