みつあみ少女にティアラを乗せて ж1部



それからあおいは、浅い眠りについた。


変な夢を見た。



あたしが、教室の床の一枚になっている。


みんなあたしを踏んでゆく。


みんなあたしに気付かない。



綾がいる。賑やかな同級生と喋ってる。
いつもなら端っこにいるあたしを招いてくれて、仲間に入れてくれる。


なのに綾はあたしを置いてお喋りしてるんだ。



綾のところに行きたい…

置いてかないで…


助けて…!


あたしはもがいた。はりつけられた地面から、必死で引きはがそうと。