とゆうわけでなぜか あたしから歌わされた。 自分から誘ったくせに 先に歌わないなんて。 「お前歌うと人変わる」 「なにそれ〜」 「歌ってたほうが女に見えんぞ?」 言ったあとから翔馬は大爆笑。 まったく笑えないって! 「うっざいばか」 「はははっ。嘘だよ。可愛い」 大きくて綺麗な瞳で こっちを見ながら 真面目な顔で呟いた。 「ば‥ばか!人をからかうにも 程があるんだからね!」 「お前‥もう平気なんか?」