「しゅ…柊平、これじゃあ紅茶いれられないよ…。」 「まだお湯沸いてないし、大丈夫だろ?」 そ…それはそうだけど… 色々と他にも準備を始めなくちゃいけないのに…。 そんなことを考えているうちに、お湯が沸いた。 ピーッというヤカンの音がキッチンに響いて… 直ぐに止めようと思ったけど、出来なかった…。 だって、柊平が私の唇を塞いでいたから…。