やっぱり宇堂さんて、イマイチ掴めない人だよなぁ…。 う〜ん…と首を傾げていると、背中に温もりを感じた。 「えっ?柊平…?」 ここ……一応、お店の中だよ…!? 「今の宇堂って人と、いつも仕事してるんだな…幸歩。」 「あ……うん。なんか…ごめんね。ちょっと二人で話しちゃって…。」 「…いつも、あんな風に話し掛けてくんの?」 柊平は、ボソッと耳元で囁く。