「柊平…、何か違わない?」 「ん?何が?」 何が…って、逆に聞かれても困るけど…、どう考えたって反省する場所が違うでしょ…? そこまで突っ込もうかと思ったけどやめておこっと…。 「…何でもないよ!それより、どんどん選んでいかないと…!まだ夕食の買い出しもあるから…。」 ニコッと笑いながら、柊平の手を握りしめて、また食器選びを再開しようとした時だった。 「和丘さん?」