「えぇっ!!!」 突如、店内に響いた私の声に、店員さんもお客さんも一斉に私たちのテーブルへと視線を注ぐ。 何事かとビックリした表情で見つめられ、私は慌てて手で顔を覆った。 もう〜! 柊平があんなこと言うからだよ〜!! 正確には口パクだけど… 声には出してないけどさぁ…… “お風呂”って…… そういう言葉は… お願いは…… 帰ってから言ってほしいよ…。