二人でメニューを注文し終えた後、テーブルの上に置かれている水を取ろうと手を伸ばすと、柊平に手を握られた。 「柊平!?どうしたの?」 「ん?幸歩の手…、握りたくなったから。」 ニコッと笑顔で言われちゃうと、何も言えないじゃん… 嬉しい言葉だけど、周りにお客さんがいるし…… 照れちゃうよ…。