「なんか、いいな〜。こういうのって。色々と我慢してたことが解禁になっていくような…そんな感覚。」 パラパラとメニューをめくりながら、柊平は声を弾ませる。 柊平って…… そんなに我慢してたっけ…? 既に私が高校1年の頃からキス解禁してたし……。 鍵をかけてた…とはいえ、音楽準備室で抱きしめたり…… もう既に結構、解禁してたように思えるんだけどな…。