「幸歩のウェディングドレス姿……、早く見たいなぁ…俺。」 柊平はウェディングドレスへと視線を向けた。 そっ……そっか。 ちょっと話題がそれたけど、もとはウェディングドレスを見てたんだった…。 私も、一緒に見ていると… 「幸歩、ドレス見終わったらさ……どこか喫茶店に入らないか…?俺…ちょっとお腹すいたかも…。」 柊平が私の肩に顎をポンとのせた。 朝、バタバタしちゃったもんね……。 「そうだね。どこか、お店に入ろっか…!」 私はニコッと笑った。 そういえば、私も…お腹すいたなぁ…。