先生にキス〈5〉


「これから、色んな話…たくさんしような。俺のことも知って欲しいし、幸歩のことだって、もっともっと知りたいから。」



コクンと頷くと、柊平は肩に手を回してグイッと私を引き寄せた。



そうだね……。


まだまだ私たち…
きっとお互いのことで知らないことも色々とあるはず…。


これからの二人の生活の中で、会話をいっぱいして…


もっと二人の間を深めていけたらいいな…。