「う、うん…。分かったよ…。」 一応、コクンと頷いた。 全くもう…。 柊平ってば心配しすぎ…。 私が声掛けられるなんてこと……あるわけないのに。 むしろ、柊平の方が待ち合わせ場所に来る途中で女の子たちから声かけられそう…。 その方が、私は心配だけどな……。 「幸歩。行ってきます。」 「行ってらっしゃい。しゅ…………んっ…」 最後まで言う前に、柊平が私の唇を塞ぐ。 朝から降ってきた甘いキスに、心も温かさで満ちていた。