私が封筒をジッと見つめて動かないままでいると… 「それじゃあ失礼します!」 上機嫌の女の子たちは、私にそう声を掛けると、はしゃぎながらマンションから出ていった。 私も、家に戻ろうとエレベーターに乗り込む。 平静を装ってるつもりだけど、封筒を持つ手は… どうしようもないくらい震えていた。