だけど… 私があの夢を見る日は何度もあった。 時には夜中に夢から覚めて起きることもあったんだ…。 静かに寝息をたてて寝ている柊平を起こさないように、そっとベッドから抜けて… ベランダに出てボンヤリ気持ちを落ち着けたりしていた。 私、仕事の疲れが溜まってるのかな…? いつも夢を見た日は、そんな風に思いながら、夜空を見上げていた。