「……今日は幸歩をたっぷり堪能させてもらったなぁ。」 「柊平の体力についていけないんですけど…。」 二人で同じ布団に包まりながら、頭だけチョコッと出して、うつぶせのような態勢で寄り添う。 満足気な柊平に、私はフゥと息を漏らした。 だって…… もう気付けば外が…薄ら明るくなってるんだもん。 夜、寝れなかったよ…。 …寝させてもらえなかった…っていう方が正しいよね。