「今日は、時間もたっぷりあるし、二人で思いっきり楽しもうな!」 車に乗り込むと、柊平は空を見上げた。 そっか… 時間…たくさんあるんだよね…。 デートが終わった後も、二人でいられるんだもんね…。 「幸歩、どこに行きたい?」 空を見上げていた柊平は私を見つめる。 そうだなぁ…… 行きたいところかぁ…。