柊平は私の体調をすごく気遣ってくれてる。


もう朝起きた後から、何度も同じこと聞いて心配してるんだよね…。


「ありがとう…。昨日、柊平が私の体が冷えないように、直ぐお風呂に入れてくれたり、そ…その…夜も抱きしめてくれたから…温かかったよ…。だから風邪ひかなかったんだと思う。」


わ〜!
言ってるうちに恥ずかしくなってきちゃった…。


「本当は、抱きしめてるだけじゃ物足りなかったんだけどな…。まあ、幸歩が体調崩さないように温かくしたかったからさ…。」


目的地に着き、駐車場に車を停めると、柊平は私の顔を見つめた。


「けど、今日は体調が万全だって言うから、夜は容赦なく幸歩をいただくからな?」


チュッと軽く唇にキスされた私の顔は真っ赤になった。