「ゆっくり浸かってこいよ…。雨だから景色が遠くまで見渡せないけど、ここは屋根があるから雨は風呂に入って来ないし…。」 柊平はニッコリと笑った。 「ありがとう…。それじゃあ入ってくるね。」 柊平が扉を閉めた後、私はゆっくりと温泉に浸かった。 こういう露天風呂って初めてだから、なんだか感激しちゃうな…。 景色も…雨だけど、近くの紅葉は見えるから綺麗…。 明日は…ちゃんと柊平の傍にいよう…。 それで、今日よりも紅葉を楽しみたいな…。