私が柊平のもとに駆け寄ろうとするよりも先に、柊平が橋の真ん中までやってきた。 「柊平…ごめんなさ……きゃっ…」 言い終わる前に抱きしめられた。 「良かった……。幸歩に、もう会えないんじゃないかって、不安になってたから。本当に良かった…。」 「わ……私も…。柊平に、このまま会えなかったらどうしよう…って思って…」 ジワリと熱い涙が溢れてくる。 柊平の温もりを、こうして感じてホッとしたからかな…。