「亜美ちゃん!」 駆け寄ってきたのは、淡いピンク色のセーターを着た女性。 緩いウェーブのかかった髪が揺れていた。 「ママっ…!」 女の子は、やって来た女性に抱きついた。 「亜美ちゃん、一人にしちゃって、ごめんね…。本当にごめんね…。」 お母さんもホッとしたのか、目に涙をためていた。 無事に見つかって良かったね…。 私も、柊平のところに戻らなきゃ…。