チラッと柊平の方を見てみると… わっ…… いつの間に…? 思わずビックリしてしまうほど、柊平の周りには人だかりが出来ていた。 しかもみんな女性…。 な…なんか柊平、笑顔だけど、ちょっと困ってるみたい…。 今、あそこに入っていったら、大変なことになりそう。 …まあいっか。 とりあえず、この子のお母さん…探そう。 この神社のどこかにいるはずだし…きっと向こうも心配してるよね…。 「お母さん…探そっか!」 女の子にニコッと微笑んだ後、私は小さな手を優しく握った。