「こちらが、ご宿泊頂くお部屋でございます。」 女将さんと会話をしながら、部屋までやって来た。 「わ〜!素敵なお部屋ですね!」 思わずそう言ってしまうくらい、部屋は落ち着きがあって、外には赤く染まったモミジが見える。 「気に入って頂けて嬉しいです。どうぞごゆっくりお過ごし下さいませ。」 女将さんは丁寧に挨拶をすると、部屋を出て行った。