「柊平……、昼間も私を抱きしめたりしてたじゃん…。」 ちょっとだけ、突っ込んでみようと思って言ってみたけど…… 「あれは、我慢の中に入ってる方だろ?」 あっさり、そんな返答がかえってきた。 我慢の中に入ってない… 絶対に入ってないよ…! 「あれは、我慢っていうよりも………んっ!」 途中で突然、柊平に唇を塞がれた。 「もうダメ。今日は、ただでさえ気持ち高まってんのに、ずっと手が出せなかったから。」 頬をゆっくりと撫でながら、いつもより甘いキスを何度となく繰り返す。