「変…かな?」 「そんなわけないだろ?なんか…色っぽくなるな。」 気付けば、柊平は私のすぐ後ろにいて、息遣いが聞こえるくらいだった。 柊平に背を向けていても、こんなにドキドキしちゃうんだ……。 「髪の毛、おろしてるのもいいけど、たまには…今みたいにアップにしている幸歩も見たいな…。」 首の後ろへとキスを落とされて、私はビックリして肩が上がった。 「ちょっと……!いきなりキスするの反則だよ…。」 そう言いながら振り返ったのが間違いだったようで……