恋するキモチ

「付き合ってないよ。」
陸はそう答えた。
結構それがショックやったりすんねんなぁ・・・。
「なんやぁ・・・つまらんなぁ。」
「そういやみっちゃんどしたん?」
陸は聞いた。
「えっ?いやぁ・・・実はな。」
急に恥ずかしそうにして、まじ女って感じ。
「彼氏出来てん・・・。」
「まじ?」
陸とうちは同時にはもった。

まさかみっちゃんが出来るなんて思わんかったし、
だって、みっちゃんは可愛いしいい子やけど、
うるさいし・・・きつい子やからなぁ。




「おめでとう!!」
陸はまるで自分の事のように喜んだ。
「ありがとうな、陸。」
すると後ろからかっこいい男の人がきた。
「美智子!」
彼氏だな。
「ああ・・健ちゃん!!」
なんかみっちゃんじゃないって感じだし。
うらやましいなぁ・・・。