続*恋色サイダー【完】

 


「百面相」


「…へっ?」


「麻奈、さっきから百面相」


「えっ!あ…あはははは~」


ひゃ、百面相って!
櫂士の前でやっちゃうとかあたしのバカバカバカ…っ!

恥ずかしすぎるじゃんか。



「何考えてたの?」


「へ?いやぁ…はははっ」



まさか"あなたのこと考えてました"なんて口が避けても言えない!…ドン引きされそう


「男のこと?」



ブッ…‥―――!

危ない危ない。水とか飲んでたら吹くところだった。

櫂士のことだもん。


「な…何言ってんの~」


「動揺しすぎ。」



気のせいか、櫂士の声は低くなった気がする。…怒った?