ここもさっきのレストランと同様、あたしが来たいって言った場所。 「櫂士ぃ…ありがとぉ……あた…し、何しちゃった、のか…わか…っ…んない……っけど、ごめんねぇ…っ」 櫂士はあたしのことこんなに想ってくれてるのに…あたしは… 「…麻奈、来いよ」 ベッドに座って黙ってあたしの話を聞いていた櫂士は、話終わったあたしを呼んだ。 (……?) 「櫂、士…?」 「早く」 「え……あ」 ぐずぐずしているあたしに向かって櫂士は歩いて来て、あたしを抱き寄せた。