「…」 「…えっ!?」 チェックインをしにいった櫂士が戻ってくると、黙ってあたしの手を取ってエレベーターに向かっていった。 「…」 「…」 エレベーターの中ではお互い無言のまま、13階に着いた。 ピッ…‥―― ロックが解除された音がしてあたし達の部屋、1324室に櫂士に手を引かれたまま入っていった。 中にはベッドが二つと小さめの机とソファーが一つあって、奥には大きな窓があった。 あ、この景色って… 「櫂士、ここって…」 「そ。」