『よっしゃー!! やっと終わったー!!』 授業終了のチャイムとともに デカイ声で喜び始める逞。 『んじゃあ早く部活いこうぜ? 結城を監督の所に 連れてかなきゃ行けねぇし…』 『いいなぁ… 俺も野球部に転部しようかな』 寂しそうにいう奏を 慰めてから 俺は瑞稀のあとを追った。