ボーイッシュガール☆



『…で家どこかなあ?』


「この角右に曲がって


信号があるんで


そこ曲がったらすぐです。」


『うわー…


わざわざよんじゃって


ゴメンね。』


「別に大丈夫です。


ってか


こちらこそすみません。」


優しいなぁ…


それにくらべて…


俺はずっと無言のままの


瑞稀…


本当に兄弟なのか?


なんて思えて来る。