『…で家どこかなあ?』 「この角右に曲がって 信号があるんで そこ曲がったらすぐです。」 『うわー… わざわざよんじゃって ゴメンね。』 「別に大丈夫です。 ってか こちらこそすみません。」 優しいなぁ… それにくらべて… 俺はずっと無言のままの 瑞稀… 本当に兄弟なのか? なんて思えて来る。