「俺… 本当は女です。」 俺は素直に話すことにした。 どうせばれてるしね。 郁美さんはやっぱそうかぁ… って言ってから 『あなたが女って 知ってる子いるの?』 「瑞稀は知ってます。」 『あー… 瑞稀くんね。 瑠偉は知らないのよね?』 「…はい…」 『わかったわ。 瑠偉には言わないから。 …にしても なんでこの学校に?』 そこからは髪や格好などを 郁美さんに 変えてもらいながら 色々話した。