~結城side~ 「俺嫌だからな! 絶対でねぇ!!」 結局その話題は 部活まで続いた。 俺は女装中。 今日一日 ずっと瑞稀にキレてる。 「おい! 聞いてんのか?」 『聞いてるよ。 俺に言われてもなぁ… キャプテンか 監督に聞いてくれ。』 「キャプテンって誰?」 『ほら。 あの人やよ。 鳴瀬さん!!』 気がつくとでかい声で 逞は鳴瀬さんを呼んでた。