次の日、本当に朝早くヵら兄ちゃん達は慌しい。
あたしもちゃんとした服を着て、龍哉の葬式に参加した。
他の人はすごい泣いてるのにあたしは全然泣かなかった。
悲しくないわけぢゃない。
すごい悲しい。
けど、泣いたら絶対龍哉に心配かけちゃう。
そして龍哉が旅立つ時。
あたしは最後までずっと龍哉と一緒に居た。
『では、最後のご挨拶を・・・』
葬式のおじさんが言う。
「龍哉・・俺・・お前のダチでよかった・・。生まれ変わって来いよッ!」
「石橋君・・梨李のこと・・これヵらも見守ってやってね・・。きっと・・梨李はずっと石橋君を想い続けるよ・・・」
慎耶も実美も泣きながらお別れを言う。
「龍哉・・あたしの妹に生まれてくれてありがとう・・。あんたのおかげで大切なもの見つかったヵもしれない・・。ありがとうね・・龍哉・・・」
奈津さんも口元にハンカチを当てて言う。
あたしはその姿を隣で見る。
「梨李も挨拶しな・・。最後だよ・・」
結城兄ちゃんに言われる。
「龍哉・・あたしの彼氏で居てくれてありがとう・・。もっとずっと一緒に居たかった・・。一生一緒に居てほしかった・・。ガンだってこと・・あたしに隠さずに話して欲しかったよ・・。あたしはずっと・・龍哉の彼女で居るよ・・・。 龍哉・・愛してる・・・」
人の目を気にしないであたしは龍哉にキスをした。
龍哉の唇は冷たくて・・。
生きてた龍哉の口ぢゃない感じで・・・。
その時、あたしの涙が龍哉の頬に落ちる。
まるで龍哉が泣いてるように見えた。


