「梨李・・ごめん・・・」
慎耶がいきなり謝ってきた。
「何が・・?」
「お前と龍哉に変なめーる送ったの・・・俺なんだ・・・」
・・ぇ・・?
「嘘・・でしょ・・・?」
「ごめんな・・。龍哉にバレてたんだ・・。んで今日急に呼ばれて・・。龍哉の容態が急変する前まで・・俺は龍哉と話してたんだ・・。龍哉がこうなったヵら俺が言うしヵないけど・・。龍哉は気付いてたんだ・・。自分が危険だってことに・・」
「嘘だ・・。だって・・龍哉は事故って入院なんでしょ・・?病気ぢゃないぢゃん・・・?」
「そうだ・・。でもな・・脳検査の時・・異常が見つかって・・実際入院が長引いてんだ・・。ほんとなら1週間で退院だったはずなのに・・。治るまで入院させられて・・。俺も変だと思ってた・・。でも龍哉に聞くのも悪いヵらと思って黙ってた・・・。そしたら急に・・苦しみだして・・俺・・最後まで一緒に居たのに・・。龍哉の変化に気付けなかった・・。俺が・・もう少し早く気付いてたら・・何か変わってたヵもしれない・・・。ごめん・・。ごめんな・・・」
慎耶は泣き崩れた。
あたしは・・いまいち理解出来なくて立ちすくむ。
そして足がだんだん震えてきて立ってられなくなった。
なんで・・慎耶はあんなめーる送ったの・・?
すごい応援してくれてたぢゃんか・・。
あたし達・・恨まれるカップルだった・・?
「なんで・・?なんであんなめーる・・送ったの・・・?」
「お前が・・玲奈に似てたんだ・・。だヵら・・龍哉に取られると勘違いして・・。2人にはひどいことした・・。お前らは・・一生一緒に居るべきだな・・・」
そうだよ・・龍哉・・・。
あたし達は一生一緒に居るべきだよ・・?
だヵら早く起きてよ・・。
いつまで寝てるの・・?
龍哉・・・。